フライパンで作る『ローストポテト』+アレンジレシピ 見た目も味もオーブンで作ったように美味しい

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ローストポテトを家で作りたいのですが、
うちにはオーブンがありません。
オーブンなしで作る方法はありますか?

こんな疑問に答えていこうと思う。

答えは「はい、出来ますよ」。

「ロースト」と名前がついている以上、本来はオーブンでローストしたもの。
オーブンを使わずに、他の方法で作るのであれば、「ローストポテト風」になってしまうが。
しかし、味、見た目もオーブンで作ったものと変わりなく美味しく出来上がる。

家で、手の込んでいて洒落た料理を出したいときにも使えるワザだと思うので、ぜひ続けて読んで欲しい。

その国の料理(郷土料理)によって違う、キッチン仕様


その国の郷土料理とは、その国の文化。
なので、料理に使う道具もその国、その国によってさまざま。

例えば、イギリス料理の大半はオーブンを使用したもの。
もう、オーブンがないと何にも出来ない。

かたや日本は、オーブンを使う歴史がなく、煮炊きが主な調理法である。
必要不可欠だったのは「かまど」などの、火を使う設備だ。
今は米を炊くのは炊飯器が当たり前だが、昔は違ったのは御存じのとおり。

私は、ここロンドンで炊飯器を持っていない。
毎度まいど米は鍋炊きである。
なので、電気コンロだと困ってしまう。強火から弱火への移行がスムーズに出来ない。
和食には火が必要である。

またインドでは、タンドーリといわれるインド式のオーブンがある。
これは火を使うオーブンである。
大きな五右衛門風呂のような、ツボみたいなものの底に火が炊かれている。
このかなり高温のインド式オーブンのタンドーリは、インド料理のパン、「ナン」を作るには必要不可欠。

食物に火を通すという行為は同じだが、こと道具となると、その国、その国で違いが生まれる。

ローストポテトのこうあるべき姿


さて、オーブンなしでローストポテトを作っていこうと思う。
ローストポテトとは、どうあるべきだろうか。

ローストポテトはイギリス人の大好物の食べ物のひとつ。

クリスマス料理に欠かせないローストポテト。
イギリス人にとって「ぜひとも美味しく作りたい料理」のひとつである。
クリスマスが近づくと、料理雑誌やテレビの料理番組で、必ずローストポテトが登場する。
いつも食べてるものなのに。

それはまるで、日本の料理番組で、肉じゃがや筑前煮などの定番ものが、常に紹介されているのと同じだろう。

ローストポテトはこう仕上げたい、の特徴は、

●外側がカリカリ。
●中身はふっくら。

である。

この点を理解して、挑戦してもらえたらと思う。
なお、今回はフライパンを使ってローストポテト(風)を作っていく。

ローストポテトに合うジャガイモ


日本にもジャガイモの種類が数種類あるように、イギリスにもいくつかの種類が存在する。
ローストポテトに合う種類のジャガイモはどんなものがいいだろうか。

ローストポテトは中身ふっくらがおいしい。
この点を見れば、ホクホクの男爵がいいだろう。
しかし、茹で方をひとつ間違えてしまえば煮くずれてしまう。

かたや、ねっとりしたメイクィーンはホクホクさは負けるモノの、男爵に比べると煮ぐずしずらい。
味もメイクィーンの方が芋の味を感じることができるだろう。

ローストポテトはシンプルな料理である。
この点から考え、

煮崩れしにくい、芋の味が楽しめる、メイクィーンで初め作ってみたらどうかと思う。

せっかく「よし、ローストポテトを作るぞ」と張り切り、茹でて煮くずれ、やる気がなくなってしまっては元も子もないからだ。
最初は失敗しずらいメイクィーンで。
そしてコツを得たら、色々なジャガイモで試してみてはどうだろう。

フライパンで作る『ローストポテトの作り方・アレンジレシピ』オーブンを使わなくても、カンタンでおいしいローストポテトが作れる

【材 料】

メイクィーン3個(約500g)
適量
バター大さじ1
オリーブオイルまたはサラダオイル大さじ1/2
◆アレンジレシピ(2人分)
マッシュルーム約12個
ニンニクみじん切り小さいものかけ1
いんげん約60g
赤玉ねぎスライス1/4~1/2個分
2個
マヨネーズ大さじ2
スイートチリソース大さじ1

【作り方】
➊ジャガイモは皮をむいて、縦2つ割、横3つ割にする。
鍋に切ったジャガイモを入れて、たっぷりの水を加える。
塩小さじ1/2程を加え、中火にかける。

沸騰したら火を弱め、竹串を刺してスッと入るくらいの柔らかさ、なおかつ、煮くずれない程度の方さにゆでる。

➋ジャガイモが崩れないように、やさしくザルにあける。
空になった鍋に戻す。
中火にかけ、鍋をゆすりながら水分を飛ばし、粉ふき芋のように、芋の角がなくなり粉をふいた状態に仕上げる。

➌フライパンにバターとオリーブオイルを合わせ中火にかける。
バターが溶けて熱くなったら、粉ふきにしたジャガイモを加える。
しばらくそのまま、動かさない。

徐々に焼き色がついてくるので、ジャガイモのすべての面をキツネ色に焼き色を付ける。
最後に塩をふって味付けをする。

◆アレンジレシピ
➊インゲンは塩ゆでにし、茹で上がったら冷水にとり、きれいなグリーン色をキープ。
マッシュルームは4つ割りにして、にんにくのみじん切りとともにオリーブオイルで炒め、ガーリック炒めにする。

赤玉ねぎは皮を取り、半分に切り、繊維にそって薄くスライスする。
辛いようであれば、水煮数分ひたした後、水気をとる。
ピリッとしたアクセントに使いたい方は、スライスしたままでOK。

➋ソースを作る。
小さな器に、マヨネーズとスイートチリソースを合わせ混ぜる。
水少量を加え、シャバシャバ過ぎず、又固すぎないくらいにのばす。

➌盛り付ける。
皿にローストポテト、インゲンの塩ゆで、マッシュルームのガーリック炒め、赤玉ねぎのスライスをバランスよく盛る。
目玉焼きを作り、ポテト、インゲン、マッシュルーム、赤玉ねぎの上にのせる。

上からマヨネーズとスイートチリのソースをかけ、あれば、パセリのみじん切りなどをふる。

まとめとポイント


フライパンで作るローストポテト、いかがだっただろうか。
思ったよりもカンタンにできると思う。

最近では、炊飯器で作るローストビーフやローストチキンなどのレシピも出回っているようだ。
そんなローストものの付け合わせになくてはならないのが、このローストポテトである。

私は炊飯器がないので、炊飯器のローストチキンは紹介できないが、
そのうち、オーブンで作るローストチキンを紹介してみようと思う。
それまでに、オーブンの説明書をよく読んでおいてくれたら有難い。
思っているよりもカンタンにできるぞ。

ローストポテトを使ったアレンジレシピは、冷蔵庫の中にあるものを上手に使っていっこうにかまわない。
インゲンでなく、ブロッコリーでもいいし、スイートコーンやサラダの葉っぱでもいい。
又、ベーコンやハムを加えてみれば、もっとボリュームアップするだろう。

これにスープでもあれば、簡単なライトミールになるし、カフェ風オシャレランチも表現できる。
休日にやってみてはいかがだろうか。

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