こんにちは。トキです。
日本への一時帰国から無事ロンドンに戻りました。
そのまま怒涛の忙しさの仕事復帰。
戻って3週間ほどなのに、日本へ行ったのはとぉ~い昔のような感覚。
日本では「サバ缶」が流行っていると耳に。
せっかく日本にいるということで、何品か作ってみたよ。
昨日、今日になって、やっと日本で作り撮りためた写真を整理できるようになった。。
これから3回に渡り、サバ缶料理やってみようと思う。
サバ缶買うならどれがいい?? 味噌、醤油、水煮
ソバ缶には、いくつか種類がある。
味噌煮、しょう油味ももちろんいい。
これはもうそのままご飯と、という感じなので、ご飯のおかず系を任すことにしよう。
私が今回選んだのは「サバ水煮缶」。
応用の幅がききそうな水煮で。
これなら洋風アレンジもいろいろ出来そう。
サバに限らず、イワシなど下処理の面倒な魚は、缶詰の活用が良いかもしれない。
高齢の母と話したが、「サバなんか焼いちゃったら、油がすごくて掃除が大変だよ」と。
サバは食いたし、掃除は面倒。
料理がそんなに得意でない人もそうだけど、やっぱり高齢になってくると掃除も大変。
できあいのスーパーのお惣菜で済ませてしまう気持ちはわかる。
身体きついからね。
カンタンにアレンジできて、栄養の摂れやすい缶詰は、利用価値が高いのかもしれない。
そして、アレンジしやすいのは、味付けのプレーンな水煮缶。
今回作ったサバ缶料理は、全て日本で手に入れた材料で作ったので、興味があったら試して欲しい。
火を使わないでできるサバのパテ
今回紹介するのはサバのパテ。
Mackerel pate/マッカローパテは、英語でサバのパテのこと。
サバの水煮缶パテなんて書くよりもマッカローパテ! 響きはいいな。
作り方はカンタン。材料をすべて合わせ混ぜるだけである。
もうレシピなんて、分量なんて計る必要なし。
でもそれだと、私が記事書けなくなっちゃうので、一応レシピ作ってみた。
15分あれば楽勝でつくれる一品。
カンタンな分、付け合わせ凝ってあげて、皿を豪華に見せてあげてくれ。
ディル、サワークリーム、ホースラディッシュ
レシピに行く前に、材料の説明をさせて欲しい。
今回のレシピには、ヨーロッパではポピュラーな材料を使っている。
でも、日本ではまだまだ知られていない可能性のあるものだ。
もちろん、日本で購入したものだから、あなたも買える。
基本的に世界のモノがなんでも手にはいる日本だが、最近の外国ものの豊富さには舌を巻いた一時帰国だった。
ホースラディッシュ/horseradish
ホースラディッシュは西洋ワサビのこと。
日本のワサビのように緑色ではなく、白、又はアイボリーっぽい色。
形もワサビより大きいものの、同じような形状。
ヨーロッパではローストビーフ、スモークサーモンと一緒に食べられる。
ワサビが寿司と一緒に食べて、殺菌効果があるように、ローストビーフもスモークサーモンもレア、又は半レアである。
なので、殺菌効果のあるホースラディッシュと食べる。
国は変われど、やってることは同じ。
昔の人の知恵には恐れ入るばかり。
今回のレシピではピリッとしたアクセントを味に加えてくれる。
ディル/dill
ディルはハーブの一種。
主にサーモン料理にかかせないもの。その他の魚介料理にも良く使われる。
さわやかな香りとその独特の形状で、味付け、そして付け合わせに使うと料理がレベルアップして見える。
私はイオンで購入。
サークリーム/sour cream
サワークリームは、酸味のある濃いヨーグルトみたいなもの。
「サワー/sour」は「酸っぱい」の意。
ヨーグルトとの違いはいくつかあるが、分かりやすいところで言えば、
✔ヨーグルトはミルクから作られる。
✔サワークリームはクリームから作られる。
ということ。
味見をしてもらえば分かると思うが、コクがちがう。
私は今回、成城石井で購入。イオンにも売っていた。
これらを踏まえてレシピに行ってみたいと思う。
【材 料】2人分
サバ水煮缶 | 50g |
ホースラデッシュ | 小さじ1/2 |
サワークリーム | 25g(サバの約半量くらい) |
ディル(きざみ) | 小さじ1 |
レモン皮・ジュース | 1/2個分 |
塩 | 親・人差し指で1つまみ |
粗びきコショウ | 少々 |
【作り方】
➊サバ水煮はキッチンペーパーで汁気を切っておく。
➋ディルは刻む。
➌レモンの皮はおろし、ジュースもとっておく。
➍ボールに水分を切ったサバ、刻んだディル、下ろしたレモンの皮、絞ったレモンジュース、ホースラディッシュにサワークリームを合わせ、混ぜる。
➎塩、コショウで味をみて、好みの味に調える。
➏スプーンでクネルを作り皿に盛り付けるか、もし難しかったら別の器に入れ、提供する。
フランスパンやベーグルなど、パンと一緒がおいしい。
盛り付け方によっては、パーティーフードにもなる。
見かけが白っぽく地味なので、赤粒コショウをふったり、レモンやディルを飾ったりして工夫をしてあげると良い。
まとめとポイント
いかがだっただろうか。
もう、レシピなんていらないくらいカンタン。
気づいているかもしれないが、これはサーモンでも、他の魚でも出来る。
気を付けて欲しいのは、サワークリームを入れすぎて、ゆるくしすぎない事。
ダラ~っとなってしまっては、いただけない。
もっとパンチの効いた味が良ければホースラディッシュを増やして、酸味が欲しければレモンをもうちょっと多く。
そんな感じで、自分の一品を作ってほしい。
作って知らせてくれたら、なお嬉しい。